【はじめてのコンサル転職】転職活動の進め方とポイントを解説!

コンサル転職

コンサル転職を目指す場合、どのような流れで進めればよいでしょうか?
はじめて転職活動を行う場合、進め方や対策に関する具体的なイメージが沸きにくいかもしれません。
この記事では、未経験からコンサル転職した経験を踏まえて、コンサル転職の進め方やポイントを紹介します。
ノウハウ本だけでは得られないようなTipsも記載しているので、コンサル転職に向けた道標として、ぜひ活用してください。

コンサルへ転職したい理由を整理

転職エージェントへの申込や筆記・面接対策に着手する前に、まずは自分のこれまでのキャリアや今後目指したい方向性を踏まえて、コンサルへの転職理由を整理することが出発点です。
転職理由は面接で必ず聞かれますし、何より転職に向けた大きなモチベーションになります。
逆に言えば、転職理由が不明瞭のまま転職活動を始めても、現職の仕事と転職活動との両立の大変さに挫折する可能性がありますし、面接でコンサル転職の理由を上手く答えられずに内定獲得できない可能性が高いです。
どのみち、転職エージェントに申し込み、初回面談をする際に転職理由は聞かれます。

では、転職理由はどのように考えればよいでしょうか?
まずはコンサル云々は置いておき、自分の目指すキャリ像をしっかり整理することから始めます。
そのうえでコンサル業界に関する知識を身に着け、キャリア像を実現する上でコンサル転職が最適解かを検討します
自分のキャリア像を実現する為に、コンサルのどういう要素が不可欠なのか、それこそが転職理由になります。
なお、コンサル業界の知識をゼロから身に着けたい場合は、以下書籍が参考になります。
私も転職活動の出だしの頃に、コンサル業界の概要を把握するのに役立ちました。


転職理由は具体的であることが望ましいですが、転職活動を進めるに従ってコンサル業界への理解も深まり、それに応じて転職理由もブラッシュアップされるので、初期段階では大まかな内容で構いません。
ちなみに私が転職活動を始めた直後の転職理由は、「日本企業の競争力を向上し、日本経済に良いインパクトを与える為」でした。
今思うと解像度が低く抽象的な内容でしたが、根本にはそのような考えがあり、転職活動を行う上でのモチベーションとなっていましたので、出だしではある程度抽象的でも大丈夫です。

転職エージェントを選定

コンサルへの転職理由を整理し、転職に向けた決意が固まれば、次は転職エージェントを選定しましょう。
どのファームも、個人で選考対策をして応募することはできますが、エージェントを活用した方が効率的かつ効果的に転職活動を進めることが出来ます

ではエージェントの活用には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
応募書類の添削模擬面接の実施年収交渉など、一般的に言われているこれらの支援を受けることが可能ですが、その他にも多くのメリットがあります。
私の経験を踏まえ、一般的にはあまり言われていない、エージェントを活用すべき”その他のメリット”を紹介します。

エージェント活用のメリット
  • 各ファームの採用動向(積極採用中、採用控え中 等)から、応募すべき、或いは応募を避けるべきタイミングを教えてもらえる
  • 各ファームの最新の選考プロセスを把握できる(採用HPやネット上の情報は古い場合がある)
  • 各ファームのカルチャーを踏まえ、自分にフィットしたファームを提案してもらえる
  • 各ファームの過去の面接における質問事項(ケース面接のお題含む)を知ることができる
  • 知名度は低いが、掘り出し物のような優良ファームも紹介してもらえる
  • 面接後に、転職エージェントを経由して面接官からのフィードバックをもらえる場合があり、次の面接に活かせる
  • 予め、次の面接を担当する面接官やその人の特徴を教えてもらえる場合がある
  • 転職エージェントと良好な関係を築ければ、生涯のキャリアパートナーとして、転職後もキャリアに関する相談にいつでも乗ってもらえる

なお、転職サービスは数多く存在し、大衆向けの大手転職サービスでもコンサル転職の支援を受けることは可能ですが、コンサル業界を目指すのであれば、コンサル業界に精通したのエージェントを活用すべきです。
私も一時期、大衆向けの大手転職サービスを活用したことがありますが、コンサル業界専門のエージェントは、大衆向けと比較して、情報の広さ深さが圧倒的に違います。
従って、大手転職サービスではなく、コンサル業界に精通したエージェントを活用することをお勧めします。

コンサル業界に強いエージェントはこちら

ところでコンサル業界に精通したエージェントでも、相性は人によってそれぞれです。
最終的に活用するエージェントは1本に絞るべきですが、エージェントの選定過程では複数のエージェントにコンタクトしてみてもよいでしょう
特にエージェントは転職活動を効果的に進める上で重要な役割を担っており、転職後も生涯にわたるキャリアパートナーとなり得る貴重な存在なので、妥協せずに相性のよいエージェントを選定すべきです。
また万が一、契約したエージェントが合わないと感じた場合、転職活動の途中でエージェントを変えることも可能です。

志望ファームを選定し、選考プロセスを確認

転職エージェントを選定すれば、エージェントとの初回面談を実施し、今後の進め方を擦り合わせます。
通常、初回面談を踏まえて志願者にフィットしたファームの求人情報をエージェントから提供してもらえるので、その中から志望するファームを選定します。

その際のポイントは、本命以外も含めて、出来るだけ幅広にファームを選定することです。
1つめの理由は、上記で述べた通り、知名度は低くても掘り出し物のような優良ファームに出会える可能性がある為です。
2つめの理由は、仮に不採用でも問題ないファームの選考も受けることで、面接慣れすることができる為です。

特に後者について、後段でも述べますが、面接通過するには場慣れも重要であり、面接慣れしていないにも関わらず最初から本命ファームの選考を受けると、不本意な結果になるリスクが高くなります。
練習用といえば語弊がありますが、場数をこなすために、仮に不採用でも問題ないファームも含めて幅広に選定することをお勧めします。(ただし、転職活動に割ける時間との兼ね合いによる)
実際に私は、不採用で問題ないファームの選考を数社受けたうえで本命ファームの選考に臨んだので、面接慣れすることができ、自信をもって本命の選考に臨むことが出来ました。

また、ファームによって選考プロセスは異なるので、志望するファームを選定すれば、各ファームの選考プロセスを確認します。
上記の通り、各ファームの採用HPやネット上の情報は古い場合がある為、エージェントに確認すると、確からしい情報を得ることが出来ます。

書類作成および筆記対策(ファームによりフェルミ・ケース対策)

どのファームも最初に書類選考が行われるので、応募書類の準備に取り掛かります。
基本的にどのファームも履歴書と職務経歴書は提出が必要ですが、志望動機書の要否はファームによって異なります。
採用HPに志望動機書と記載されていても、実際は不要だったケースもあるので、ファームごとの必要な応募書類はエージェントに確認しましょう。

応募書類を作成すれば、すぐさまファームに提出するのではなく、エージェントに添削してもらいます。
内容の分かりやすさや、細かい”てにをは”まで、改善点のアドバイスをもらえます。
何度か修正⇔添削を繰り返し、応募書類をブラッシュアップしていきます。

以下記事で職務経歴書の作成方法を紹介しているので、よければご覧ください。

また、ファームによっては筆記試験が課される場合もあるので、筆記試験対策も並行して進めます
戦略系は、基本的に筆記試験があると思った方がよいでしょう。
総合系は、ファームによりけりです。
筆記試験の有無やどのような種類の筆記試験が課されるかは、エージェントに確認できます。

更に、フェルミやケースが課されるファームは、それらの対策も並行して進めます
最終的には面接で受け答えできるレベルになることが必要ですが、まずは市販の書籍で、フェルミやケース特有の思考プロセスを身に着けるのがよいでしょう。
実際に私も活用しましたが、フェルミやケースに必要な思考プロセスを学べる書籍として、以下の戦コンの面接試験や東大生が書いたシリーズがお勧めです。




面接での質問事項に対する回答案を検討

上記の通り、各ファームでの過去の面接における質問事項は、エージェントに確認できます。
中小ファームだと情報がない可能性がありますが、大手の有名ファームであれば、一定程度の情報は得られるでしょう。

それらの情報が得られれば、各質問事項に対する回答案を検討します。
回答案はWordなどで文字にして書き出すと、頭の中をより整理できます。
また過去の質問事項だけでなく、作成済みの職務経歴書からも面接で深堀されそうな箇所にあたりをつけ、質問された場合の回答案を検討します。

面接で実際に出された質問事項は以下記事でも紹介しているので、よければご覧ください。

エージェントとの模擬面接

上記の通り、面接は場慣れが重要なので、想定質問に対する回答案がある程度まとまれば、選考本番に臨む前にエージェントと模擬面接を実施しましょう
応募書類の作成時と同様に、模擬面接で改善点のフィードバックをもらえるので、それに基づき想定質問に対する回答案をブラッシュアップしていきます。

また模擬面接では回答案だけでなく、立ち居振る舞いや話し方などについてもフィードバックをもらいましょう
自分では気づいていない癖があり、その癖が面接でマイナスになり得る場合もあります。
例えば私は、普段の会話時と模擬面接時とでは、話し方が別人のように変わってしまう(悪い意味で)との指摘を頂きました。
こういったことは、自分だけでは気づきにくいので、エージェントから客観的な視点でチェックしてもらうことをお勧めします。

ちなみにエージェントと模擬面接を行える回数に制限はなく、自分が自信をもって面接に臨めるようになるまで、何回実施してもOKです。
基本的にいないと思いますが、もし制限を設けるエージェントがいれば、他のエージェントに切り替えた方が得策です。

なお、フェルミやケースについてもエージェントと模擬面接ができます。
フェルミやケースも、自分の頭の中だけで考えるのでなく、面接官とディスカッションすることが重要なので、模擬面接を実施すべきです
ただし大衆向け大手転職サービスでは、フェルミ・ケースの模擬面接が対応不可の場合があるので、その点は留意が必要です。
いずれにしても、コンサル業界専門のエージェントでは基本的に対応可なので、この点からもコンサル業界に精通したエージェントを活用すべきです。

選考を受けるファームの順番を決めて応募する

エージェントと模擬面接を重ね、ある程度の型ができれば、いよいよ選考に向けて応募します。
ファームへの応募はエージェント経由で行うので、応募したいファームをエージェントに伝えればOKです。
基本的に複数のファームに応募すると思いますが、ポイントは選考を受ける全てのファームに一括で応募しないことです。
選考の進捗に応じて段階的に応募することが望ましいです。

理由は以下2点です。
1点目は、一気に応募すると、応募者側の都合で書類選考から面接まで期間が空くファームが出てくる場合があり、応募先の心象を損ねるリスクがある為です。
2点目は、応募時期を分散することで、書類をブラッシュアップする猶予を設けることができる為です。

特に後者について、実際に面接を受けると、応募書類を改善したくなる場合があります。
既に応募書類を提出済みであれば改善不可ですが、未提出であれば改善可能です。
実際に私も複数のファームに応募しましたが、応募時期を分散させ、序盤に受けたファームでの面接内容を踏まえて書類を随時改善していました。
従って、応募するファームが複数ある場合は、段階的に応募することをお勧めします

また、選考を受けるファームの順番も戦略的に決めるべきです。
本命ファームの選考は、より場慣れした状態で受けることが望ましいので、相対的に志望度が低いファームから順に選考を受けるのがよいでしょう。
1点留意頂きたいのは、場慣れしたいからと言って、全く志望していないファームの選考は受けるべきではないことです。
選考への応募により、応募先にもエージェントにも手間をかけている為、『内定獲得がそのファームだけの場合でも、そのファームに転職する』くらいの気持ちがあるファームに応募するべきです。

面接後に振返りを実施

実際に面接を受けた後は、受けっ放しではなく、面接の振返りを行います
振返る観点としては以下が挙げられます。

  • 面接でどのような質問が出されたか
  • 質問に対してどのように答えたか
  • 面接官の反応はどうだったか
  • 反応が芳しくない場合、何が悪かったか(次の面接に向けてどう改善すべきか)

自己での振返りに加え、さらに面接官からのフィードバックも確認します
基本的に面接官から直接フィードバックはもらい難いので、エージェント経由で確認することになりますが、面接の合否連絡時にフィードバックをもらえる場合が多いです。
ただ、必ずフィードバックをもらえるとは限らないので、その点は留意が必要です。

 

この記事で紹介する内容は以上です。
少しでも参考になれば、幸いです。

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